【遠征報告】YSA中学生交流会 in 山梨・2日目(2025年8月3日)

大会2日目は、順位決定トーナメント。群馬クイーンズは初の「1部トーナメント」に進出し、いよいよ真剣勝負の舞台が本格化します。

この日も、双葉スポーツグラウンドは朝から灼熱。気温こそ群馬よりは低いものの、グラウンド上の熱気は変わらず、体力と集中力を問われる1日となりました。


【第1試合 vs BLUESTAR(0-3 敗戦)】

トーナメント初戦の相手は、静岡県東部を拠点とするBLUESTAR。U15日本代表選手を擁する強豪クラブです。

先攻のクイーンズ。ピッチャーズサークルには、圧倒的な存在感を放つ日本代表左腕。投球フォームから放たれる球は「速い」だけでなく「重い」。キャッチャーミットを鳴らす音、差し込まれるバットの感触が、ただのスピードだけではない“本物”を物語っていました。

打線はなかなかタイミングが合わず、3者凡退でスタート。裏の守備では、先頭打者がそのエース投手──なんと二刀流。豪快にライト頭上を越えるランニングホームランを放ち、早々に1点を先制されます。

強力打線の中でも、特に1番の存在感は別格。その後も巧みなバント、走塁、そして再び回ってきた第2打席では、体勢を崩しながらもセンターオーバーの2ランホームランを放ち、点差を広げられます。

投手には厳しい展開でしたが、仲間の「守るぞ!」「まだこれから!」の声に支えられ、3・4回は無失点に。気持ちを切らさず立ち向かった姿に、チームとしての成長を感じました。

打撃では、2年生が一矢報いるヒットを放ち、気持ちのこもった1本を記録。5回裏、3度目の1番打者との対戦では、誰もが「今度こそ打たせない」と強い想いで守備に入り、結果は遊ゴロ! チーム全体が湧きました。

その後、投手交代。2年生投手が気迫を受け継ぎ、堂々たるマウンドで、強打の2番・3番を連続三振に。反撃を試みましたが、6回表途中で時間切れとなり、0-3で惜しくも敗戦。

「本物の実力」と真っ向から対峙した一戦は、選手たちにとって大きな刺激となりました。


【第2試合 vs トリプルプライムU-15(3-2 勝利)】

続く2試合目は、1戦目で敗れたチーム同士の対戦。相手は、トリプルプライムさんの1・2年生チーム。

クイーンズ先攻で試合がスタート。初回、1番打者が鋭い2塁打で出塁し、ヒットと相手のミスを絡めて2点を先制。勢いある滑り出しでした。

1回裏、先発は2年生投手。1番にいきなり三塁打を浴びピンチを迎えますが、2番を三ゴロに仕留め、続くプレーでは三塁走者の飛び出しをうまく誘い、5-3-2のダブルプレー! ピンチを無失点で切り抜けます。

その後、3回表に1点を追加し3-0とリードを広げましたが、4回裏に守備の乱れが…。ライナー気味のレフトフライを捕球できず、そのままランニングホームラン。次打者のレフトゴロもトンネルとなり、痛恨の2失点。前からの課題が露呈する形となりましたが、本人にとっても大きな気づきになったはず。今後の成長に期待です。

その後は落ち着いた試合運びとなり、5回表終了でタイムアップ。3-2で勝利し、次戦へ駒を進めました。


【第3試合 vs レオネッサ・カリーナ(1-8 敗戦)】

3試合目の相手は、2023年に全国制覇を果たした強豪、レオネッサ・カリーナさんの3年生チーム。

前日は1・2年生チームとの対戦で勝利していましたが、この日は“本気”のメンバー。群馬クイーンズ先攻でプレイボール。

四回表に4番のランニングホームランが飛び出るも、その1点のみに封じられました。特に三遊間の守備は鉄壁。打球の読みとポジショニングが見事で、14個のアウトのうち6個がサードに奪われるほど。素晴らしい守備に、思わず拍手が漏れる場面も。

守備でも健闘しましたが、3・4回に合計8失点。連戦による疲労もあり、力の差を実感する結果に。それでも、全国レベルの守備・打撃・戦術を体感できたことは、大きな財産です。

試合は1-8で敗れ、今大会を終えました。


【遠征を終えて】

この2日間、群馬クイーンズにとっては「挑戦」の連続でした。

全国でも名のあるクラブと対戦し、U15日本代表や全国制覇経験チームとの真剣勝負に臨んだ経験は、選手一人ひとりに確かな手応えと課題を与えてくれました。

帰りのバスでは、疲れも見せず、賑やかな車内。やっぱり遠征の楽しみはこれですね(笑)。

運営いただいた関係者の皆様、素晴らしい対戦相手の皆様、本当にありがとうございました。

今回得た学びを糧に、また次のステップへ。一歩ずつ、でも着実に、QUEENSは前へ進んでいきます。

イニング間のミーティング、
ヘッドの話は、各々上の空で笑える

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